お知らせ
長野びんずる”松明リレー”に感動
夏の風物詩として長野市民に親しまれている「長野びんずる」が、この8月6日(土)に3年ぶりに開催されました。
新型コロナの感染拡大が依然として収まらないことから、今回も中止が検討されましたが、スタッフ全員による抗体検査と検温実施の他、参加者全員にマスクの着用を義務付けるなど、感染対策を徹底することによって、無事開催の運びとなりました。
しかし例年では1万人ほどのお祭りの参加者も、今年は1割足らず。
沿道の見物客も心なしか寂しげでした。
ところで「燈送衆(ひおくりしゅう)」による、松明リレーをご存知ですか?
善光寺の「不滅の常燈明(じょうとうみょう)」から火を頂き、およそ1Kmほど離れた会場まで、松明リレーによって火を運ぶという「長野びんずる」のオープニングセレモニーです。
燈送衆は、会場の各地に設置されている「火釜」まで火を運び、同時に点火。それを合図に一斉に踊りがスタートします。
燈送衆は全員が女性。全力疾走できびきびと火を繋いでいく姿には、感動すら覚えます。
また踊りの休憩時間には、神輿も繰り出され、お祭りムードがさらに盛り上がります。
神輿から投げられたお餅をゲットした人は、きっといいことがありそうですね。
来年は、疫病が治まり、お祭りにも活気が取り戻されるのを願うばかりです。(Ku.)
【お知らせ】 2022年8月10日